水木しげるロードと舟屋

去年は京都・紀伊半島、一昨年は岩手、その前は岐阜、金沢、秋田と関東から片道五百〜七百キロ前後の箇所は行っているので、近場でのんびり周遊するか?もう少し距離を延ばすか?も考えるこの期間が一番楽しいのかもしれません。

結果、今年は「水木しげるロード」と「伊根の舟屋」に決定。

事前に調べた通り、早朝3時に出発したにも係わらず、秦野中井付近で10キロ、吹田ジャンクションで30キロ渋滞でした。途中も交通量が多くクルマに追従するしかないので予想外に時間が掛かり、どうにか境港に到着。

ここまでの道中での出来事ですが、名神高速の名塩サービスエリアで以前ツーリングにご一緒した事のある知り合いに声を掛けられました。なんだか最近このパターンがよくある気がします。

境港に到着し、標識に従い進むと突然開ける「鬼太郎」の世界(笑)

バイクは停めておけるスペースがないみたいなので、少し離れた港の片隅に駐輪させて頂き、徒歩で散策開始。




砂かけハバアとネズミ男が暑い中、来場者サービスに努めていました(笑)
話題のオブジェは期待に反してかなり小さくてかわいい感じでした。

妖怪研究所にて定番商品の「目玉オヤジの和菓子」を購入
まあ、普通の餡子菓子でした。

港と言う事で魚介類を期待してはいましたが、混んでるし、何処でも食べられる内容ばかりなので、ここでの昼食はパスして鳥取方面へ戻ります。

米子市街地を抜けると米子道の無料区画があり片側一車線ながら順調に流れ、大山の見える道の駅で「大山地鶏のハンバーガー」で空腹を満たし、因幡の白兎で有名な白兎神社到着。





このまま鳥取市街地に行くにはまだまだ時間に余裕があるのでちょっと寄り道。
鳥取と言えば「隼駅」

市内からだと一時間も掛からずたどり着きます。

特にイベントとかも開催していないのにハヤブサが五台も(笑)

やはりここで定番化している記念撮影は欠かせません。




これで初日のコースは終了したので鳥取市街地に戻ろうと県道にでると「鳥取砂丘」の文字が!

明日の予定でしたが時間もあるので散歩していく事にします。

隼駅からは一時間掛からず砂丘に着きます。
さすが観光地。車もバイクも一杯(笑)

せっかくここまで来たんだからと砂丘に登ってみます。大汗かきながら登る価値はありました。
パンフレットとかでは解らない爽快感です。




と同時に「明日の朝イチに来る予定を変えて正解だったな〜」と。この汗をかいた状態で1日を過ごす事になるところでした。

市内に戻り、チェックインして「イカ丼」と「ホルモン焼きそば」を堪能し就寝。




走行 940キロ

今日は東に向かい、ひたすら下道で進む予定ですが、このエリアは距離感がないのでどうなる事やら?





砂丘を昨日散歩してしまったので、しばらく綺麗な海岸線を眺めながら走って、「余部鉄橋」を散策。現地に来るまで「ヨブ」だと思い込んでいたら「アマルベ」と読むとは…餘部とも書くらしいです。





この鉄橋は既に撤去されていて、その一部が保存、そして展望台が併設された道の駅になっていました。当初は地上から見れば良いかな〜と思っていましたが、急に登ってみたくなり、階段とスロープを10分くらい登って鉄橋上部へ。






以前の鉄橋部分を生かして展望台になっていて、一部がガラス張りで下を覗ける仕様になっていました。
タイミング良く一時間で一台の列車も通過したので画像に収めることが出来ました。

ここからは海岸線や山間部を快適に走り、ふと目に留まった「バラ寿司」の看板に寄り道。



本日のメインスポットの「伊根の舟屋」付近ではまず道の駅より眺めながら休憩しましたが、ゴールデンウィークらしく県道入口からの駐車場渋滞です。その後、見当を付けて適当に進むとどうにか舟屋の町並みを間近に見られる場所に到着しました。公民館の前に了解を得て駐輪し近所を散策し舟の出入口などを見学。あまり長時間になると迷惑になるので早々に引き上げです。


その後は海岸線を南下し程なく「天橋立」へ。なんだか賑やかだな〜なんて思いながら走っていたら現地でした(笑)

ロープウェイで山頂に登り有名な「股覗き」を体験しようとも考えましたが、今回は遊覧船で海上から松原を眺めてみました。
遊覧船と高速艇があったので往路は遊覧船、復路は高速艇にしました。
カモメと戯れる家族連れに混じって10分で対岸に到着し「智恵の輪」を見学し、復路はなんと貸し切りでした。5分の船旅ですがバイクとは一味違うスピード感を味わいました。



この後のコースは生憎の渋滞で予定が狂い、舞鶴手前で休憩しているとツーリング帰りの地元ライダーにアドバイスを頂き、高速入口まで道案内までしてもらい高速を使い敦賀まで移動。
気比の松原に立ち寄り、銀河鉄道999と宇宙戦艦大和のオブジェ群を見学。
水木しげるロードとは違って道幅が広いバイパスにかなりの間隔で分散しているので一部だけしか画像に収められませんでした。




ここから福井まで高速で移動し街中を彷徨いながらも宿に到着。腹も減ったので歩いてすぐにある「ヨーロッパ軒」へ。有名なソースカツ丼の店なのですが、あまりの長蛇の列なので少し時間をずらりつもりで一旦ホテルに戻り大浴場で足を伸ばして寛いでマッサージを堪能し8時半にヨーロッパ軒に戻ってみるとなんと閉店です。繁華街だからと地方都市を舐めていました。諦めて駅の近くまで散歩してもスナックやチェーン展開の居酒屋ばかりなので今夜は諦めてコンビニで買い出ししてからホテルでのんびり独り御飯(笑)

走行  430キロ


さて今日はいよいよ最終日です。天気予報では朝から北陸地方は雨でしたが、6時現在ではなんとか曇り空で持ち堪えています。
金沢方面は既に降っているそうなので、北上は諦めて東(高山、松本方面)か南(琵琶湖、名古屋方面)か迷いましたが、東に決定。

そうと決まれば準備を急いで7時に出発。美濃街道で九頭竜湖を経由し白鳥西より飛騨清見まで高速で移動。この区画だけ雨に降られましたが、高山に着く頃には止んでくれたので気分的にも明るくなりました。

高山から安房峠を経由し松本まで交通量は多目でしたが、渋滞まではいかずなんとか流れていました。昼頃に松本市内を通過し諏訪湖に到着。ビーナスラインに登ろうと予定してはいましたが、諏訪湖付近まで行くと山頂辺りは真っ黒な雲に覆われて、どう考えても大雨です。まあ充分走ったと自分に言い聞かせ、インター近くの蕎麦屋で信州手打ちそばを満喫し帰路につきました。

走行  490キロ

TOTAL 1860キロ

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