2008GWツー・北陸大阪

ハヤブサの乗り始めて早4年、そして泊まりでの遠征も4回目になりました。

一回目・広島、二回目・北陸、三回目、九州ときて今回は新潟・北陸・大阪です。
以前のコースと出来るだけ重複しないようにコースを組んで見ました。そして前回までと違うのは、「TOPケース装備」でしょうか?今までは「最低限の装備」で着の身着のまま過ごす、又は「宿泊先」に荷物を送って、そこに連泊してしまいます。だいたいこの2パターンでした。実際に走ってみた感想としては、「多少は後方視野が減るというハンディはあるが、それ以上に暑くなって脱いだインナーをいつでも仕舞えたり、土産を買いたい時に買ったり、雨でも濡れないし、これ程実用的なバイク用品はないんじゃないかな?

5月3日長距離ツーの定番「4時までにゲートイン」(笑)せっかくETC装着しているんですからその恩恵を満喫しなくては・・・と言う事で東北道「浦和料金所」を4時前に通過し、「早朝割引」を利用します。ここまで読んで「あれ?新潟へ行くのに東北道?」と気付いた方、さすがです。今回のルートは「関越道経由新潟」ではなく、「東北道・郡山JCT・磐越道経由新潟」なのです。単に「磐越道」を走った事がないから「走ってみたかった」とも言いますが・・・(笑)「宇都宮・矢板間」で30キロ渋滞していましたが、雨の夜間走行、さらに渋滞とこれ以上ないシチュエーションを満喫し(笑)、無事走破できました。



空も明るくなり気分的にも余裕が出てきたので「磐梯山SA」にて初休憩中↑



「磐梯山SA」を出るとまもなく「交互通行」になったけど、郡山以東みたく追い越し可能区間が皆無ではなく、ちゃんとインターやパーキング付近は二車線になっているので思ったよりは走りやすい道でした。その後は淡々と走り、今日の目的地その1「寺泊」に到着。ここでの目的は「浜焼きを食す」と「土産を宅配」なので早速・・・
それにしてもデカっ!「さばの塩焼き」、¥500だったけど一匹食べたら満腹。半身が売ってた意味が食後に判明(笑)

  

  
午前中に宅配手配すれば、翌日の時間指定配達が可能なのでお薦めですよ。
それに魚の種類も豊富だし、味も良かった様です(自分が帰宅した時には完食されていたので聞いた感想ですが)

あまりノンビリしていると下道でぶらぶら出来なくなるので次なる目的地へ
柏崎原発のそばのトンネルでの一コマです。



工事区間によくある時計付きの信号なのですが、なんと「待ち時間の間隔が「五分」もちろんエンジン切って、スタンド立てて「ストレッチ」しながら待ちました(笑)そしてスタートし、反対車線を見ると、「五分」の待ち時間なので3台しか・・・そういえば自分の後ろには軽トラが一台のみ(^_^)v
交通量の違いですね。

トンネルを抜け、しばらく行くと「建設中の民家」や「倒壊したままの民家」が目に付き、道路も路肩工事中が増えて、さらに海岸線の通行止めにも遭遇し迂回路に・・・最近ニュースには出てきませんが、完全復興にはもう少し掛かってしまいそうな状況を目の当りにしました。

そしてたまたま目に付いたこんな場所にも立ち寄り

  

   

まあ、一人でブラブラする様な雰囲気でもないし、そんなロマンチストでもないので早々に立ち去る事に!

その後、海岸沿いをひた走り、「親不知ビアパーク」へ到着。
「たら汁」が名物とこ事なので早速オーダーしてみました。

 確かにダシが出ていて美味いけど、もう少し食べ易かったら・・・
定食もメニューにあったけど、「たら汁」自体ではオカズにならないんで「単品」オーダーしてみました。














  


たっぷり休憩もしたのでここからは下道とお別れし「朝日IC」より高速で「びゅーん」と「金沢東IC」へ移動。

宿泊場所にチェックインし、着替えう済ませたら「今、ロビーに着きました」と「だいすけさん」よりメールが。
今回二度目となる金沢滞在のメインイベント・・・「ブサ仲間との飲み会」です。
わざわざ宿泊先までお迎えにきていただきました。それも「奥さん同伴」で。
市内はGWという事もありかなり混雑していましたが、さすがに地元の方なので裏道を駆使し、程なく「ヒロサカ亭」に到着です。ここはブサ乗りのマスター(最近新型に乗り換えたらしいです)のお店で前回も立ち寄らせていただいたのですが、今回は6人での宴会の場になりました。

到着してまもなく「まるさん」からメールが入り「ツーリング先から直行するので少々遅れます」との事。
のんびり「だいすけさん夫妻」と話し込んでいると「まるさん「植木屋さん」「ぎょくとさん」が登場。
聞くと「明日の能登島ツーの下見」にみんなで行っていたとの事。ありがとうございました。
渋滞箇所や交通事情などをリサーチしていただいた上、当日は途中退場の可能性もありながらも同行していただけるとの事。なんだか至れり尽くせりで頭が下がりっぱなしです。

話に夢中になり写真がありませんが、念願の「大トロ握り」もいただきました(笑)

刺身、サラダ、煮物などいろんなバリエーションのマグロがあり、満足させていただきました。


ちなみに「だいすけさん」は酒を一滴も飲まず、「まるさん」を筆頭に3人組は「運転代行」を手配していた事を証言します(笑)







5月4日

今日はちょっとノンビリ支度し8時半にホテル前で待ち合わせ。
「だいすけさん」より「ホテル前から参加可能になりました」とメールがあり、しばらくすると登場。
「まるさん」「植木屋さん」「ぎょくとさん」も揃い、雑談して、「ぎょくとさん」は用があるのでここで早退するとの事。
残念ですが、またの機会にゆっくりと走りたいですね。

だいすけさん先導で市内を北上し川沿いで休憩

  

ここで「植木屋さん」が早退し、その後、仕事がある「だいすけさん」も早退。

GWの忙しい中、ありがとうございました。

ここからは、まるさんとの「2ショットツーリング」に・・・(笑)

まるさんお勧めのポイントにて撮影会開催

  


前回は時間切れで到達できなかった能登島も制覇し念願の「ツインブリッジ」と「能登島大橋」も走破できました。

  

  

時間の都合(この後、大阪まで移動するので)により昼食は諦め、再会を約束し、能登有料の入口まで見送っていただきました。今度、東京にお越しの際は声掛けてくださいね。

いよいよ大阪へ移動です。単に高速での300キロちょいの距離なのですが、ゴールデンウィークだからなのかやたらと取り締まり車両が多発!
能登有料から金沢東までの8号線で「白バイ×1台」、北陸道で「覆面×5台」「白黒×1台」、名神で「覆面×2台」でした。パーキングやインターの出口に停車していて、ある程度のスピードで走っているのを見つけると、赤灯も点けずに急加速し追尾開始ってパターンでした。本線合流と同時に気付いて走行車線に移動すると、大抵の警察車両は前を走っていた身代わりの車両を追尾、検挙してました。(^_^)v

それでも途中の給油を含め3時間で大阪環状線入りし、迷いながら「日本橋」に到着。
ここは「ニホンバシ」とは読まず「ニッポンバシ」らしいです。
  

自宅にいるおバカな人物から頼まれた「良くわからない買い物」をし、さらに自分の位置を見失いながら何とか今日の宿泊地に到着したのは、それから1時間後でした(笑)

大阪では「池じゅんさん」が歓迎会を開いてくれるとの事で連絡は取り合っていたんですが、なにせお会いするのは「一昨年の琵琶湖MT」以来です。それも私は「カズさん」と一緒に途中早退したので正味ご一緒していたのは2時間もなかったはずです。
そんな私の為に申し訳なかったのですが、今回はお言葉に甘えてしまいました。
「どなたと会えるのかな?」なんて思いながら着替えていたら「ロビーに着きましたよ〜!」とジュンちゃんからメールが・・・
慌てて下へ降りてみると、そこには「以前の面影をほんの少し残したジュンちゃん」が・・・・
なんでもかなりダイエットしたとかで見違えてしまいました。以前のイメージでが「頼りになる女の子」って感じだったのに「華奢な女性」って・・・(笑)
いや〜、お久しぶりです。今日はメンバーが揃わなかったそうで二人での食事になりました。
そして、大阪の事なんで全く判らない私はジュンちゃんの助手席で「ふ〜ん」「そうなんだ!」等と返事をしながら道案内をしてもらい、ご推薦のお店に到着。
かなり込み合っていたので写真とかは撮れなかったんですが、本場大阪の「鉄板焼き」は最高の味でした。
東京でも「月島」や「駒形」などが有名ですが、所変わればネタも変わり、さらに美味しく感じました。
ジュンちゃんの喰いっぷりに圧倒され、いや違っ!勧め上手なジュンちゃんに乗せられてかなりの量を食べてしまいました。
その後、お薦めの「アイス屋さん」に行こうという事になったんですが、さすがにギブアップ!
お茶( ^^) _旦~~ で勘弁してもらいました。(笑)

そこで1時間ばかり話し込んでホテルまで送ってもらったんですが、ジュンちゃんがボソッと「私、こう見えても人見知りするんやで!」って・・・笑えた!
ジュンちゃん、ありがとうね!機会があれば家族で東京に来て「もんじゃ」でもたべましょう!


5月5日

いよいよ最終日です。大方の天気予報では朝から一日雨らしいので憂鬱になりながらカーテンを開けると、なんとか現時点では降っていません。これは急がなくちゃと思い早々に準備しロビーにてチェックアウト&朝食を済まし出動です。

ただ予定が少々変わり、紀伊半島一周は断念。と言うより「無理が判明」なのが真実かな?
当初、大阪市内から白浜付近まで高速で行き、そこから下道で鳥羽まで、そしてフェリーで渥美半島、浜名湖ルートで考えていたんですが、どこかで計算間違いをしていたらしく、高速区間・150キロ、下道300キロ、フェリー1時間、インターまで70キロ、東京まで高速230キロだとすると、TOTAL750キロ、内下道が300キロ、なんて無茶な設定なんだろう?
と人事の様に判明したのが前の晩にベットの中で地図を眺めていた時・・・

そんな経緯があり、大阪から鳥羽までは最短ルートの「西名阪自動車道」「名阪国道」を使い、「伊勢関」から「伊勢自動車道」で伊勢まで行く事になりました。またリベンジするコースが追加された瞬間です。

実際に走った感想としたら「名阪国道」のペースの速さにはちょっと戸惑いつつもかなりの時間短縮ができ、コース選択は間違っていなかった様です。ただ途中の山間部入口から雨が降り出し、見通しの悪い知らない道というハンディを背負いながら地元の車にツツかれ、ビクビクしながらの走行でした。

  

伊勢自動車道は交通量こそ増えていたが、「いたって普通の高速」って感じでした。

結局、一日中カッパを着ている様な予感を感じながら鳥羽に到着。さすがにGWらしい渋滞に嵌りながらも「水族館」付近に到着。(オヤジの一人旅では絶対に寄りませんが)
とりあえずフェリー乗り場を確認しておこうと進んでいたらいつの間にか「乗船待ちの列」に・・・(笑)

  

係りに人にお願いして隅に駐輪させてもらい、乗船手続きをすませ、今回の目的地へ・・・

最初は水族館の隣にある「パールタウン」なる所での購入も視野に入れてましたが、実際に現地に来て、状況を見てしまうと、やはり「あそこ」には敵いません!
「ミキモト真珠島」・・・そう、あの「ミキモト」が真珠の養殖に成功した地です。
買い物の為に寄り道しただけなのに、なんでも入場料を払わないと買い物すら出来ない仕組みらしい。
仕方なく、チケットを購入し入島、しかしフェリーの時間が1時間もない為、目的の買い物を済ませ、ちょこっと写真をとりタイムアップ。

  

  

帰りのゲートでは係りのお姉さんに「もうお帰りですか?」と声までかけられるし・・・(笑)


乗船予約していたんで急いで乗り場に戻ると、「バイクは2艘待ちです」なんて掲示板が・・・
よかった〜!2艘って事は3時間以上の待機ですから。

  

のんびりと1時間の船旅を満喫し、伊良湖に到着。
相変わらず雨が降り続いてますが、もう一息です。
っていうか、まだ東京まで300キロ位あるのに、「近所」に戻った様な感覚になるって俺だけか?(笑)

フェリーターミナルからは一本道で浜松ICの到着予定が、ガス欠寸前と言う事態の為、急遽バイパスから退避し、市街地で給油を余儀なくされたため、「浜松西IC」より東名入りになりました。ここで入れたガソリンは過去最高の21.5リットルでした。鳥羽の時点で給油ランプが点き始めてはいたんですが、伊良湖で給油すればいいや〜なんて気軽に思っていたら、途中のスタンドがことごとくて店休で港から70キロ時点でなんとか給油完了でした。

何とか給油も済ませ、高速入りした後は順調に進み、海老名にて休憩し横浜より保土ヶ谷BP経由湾岸線にて帰宅!
結局、フタを開けてみれば「浜松西ICから横浜ICまで2時間ちょい、その後1時間弱で帰り着いたから、浜松は「近所」なのか?

走行  一日目・・・740キロ
     二日目・・・540キロ
     三日目・・・600キロ

TOTAL  1.880キロ